はじめに
最近は、食料品や日用品の値上がりが続いていますね。
「気づいたら、同じお金で買えるものが減っている…」なんて感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな“インフレ時代”に注目されているのが、不動産投資です。
実は、不動産は物価が上がるほど強みを発揮する“インフレに強い資産”。
今回は、その理由を家賃や資産価値の面からわかりやすく解説します。

1. 物価上昇と家賃収入の関係
インフレとは、モノやサービスの価格が上がることをいいます。
それに伴って、賃貸住宅の家賃も少しずつ上昇していくケースが多く見られます。
▶ 家賃は“物価とともに上がる”収益
建築コストや土地の値段が上がると、新しく建てられる物件の家賃も高くなります。
そうなると、周りの既存物件の家賃も少しずつ引き上げられる傾向があります。
たとえば、物価が2%上がると、家賃も1〜2%ほど上がることも。
つまり、インフレの波を上手に利用すれば、家賃収入が増えるチャンスにもなります。

2. 実物資産としての「価値が残る」強み
インフレの影響を受けやすいのは、現金や預金です。
同じ100万円でも、数年後には買えるものが少なくなってしまう――
つまり、お金の“実質的な価値”が下がってしまうということです。
一方で、不動産は実物資産(リアルアセット)。
物価が上がれば、土地や建築費の価値も上がるため、
結果として不動産そのものの資産価値も上昇しやすい傾向があります。
▶ 現金は目減りするが、不動産は“モノの価値”で守られる
不動産は、実際に土地や建物という形のある資産なので、
インフレのような物価上昇の影響を受けにくく、価値を保ちやすいのが特徴です。

3. インフレ時に特に強い不動産の特徴
とはいえ、すべての不動産がインフレに強いとは限りません。
中でも、次のような特徴を持つ物件は、インフレ時でも安定しやすい傾向があります。
| ポイント | 理由 |
|---|---|
| ✅ 都市部の駅近・利便性が高い物件 | 人口流入が多く、家賃上昇が見込める |
| ✅ 築浅またはリノベ済み | 修繕費リスクを抑えられる |
| ✅ 単身者向けやファミリー向けなど、安定需要のある間取り | 空室リスクを抑えやすい |
| ✅ 長期固定金利ローンを活用 | 借入金利が上がっても支払いが一定 |
特に、固定金利ローンとインフレの組み合わせはとても有利です。
物価が上がっても返済額は一定のままなので、
家賃収入だけが増え、実質的な利益が広がるという仕組みになります。

4. 注意点 インフレ=必ず得とは限らない
もちろんインフレが急激に進むと、以下のようなリスクが生じる可能性があります。
- 金利上昇による新規ローン負担の増加
- 光熱費・修繕費などの運営コストの上昇
- 入居者の生活負担増による家賃引き上げの制約
こうしたリスクを踏まえ、長期的に安定した運用が見込めるエリアと物件を選ぶことが重要です。

まとめ 不動産は「インフレ時代の守りと攻め」の両方に強い
インフレが続く時代、現金や預金だけに頼るのは少し不安です。
不動産は次の理由から、インフレに強い資産といえます。
- 家賃収入が物価の上昇に伴って増える可能性がある
- 実物資産として価値を保ちやすい
資産を長期的に守り、増やす手段として、「インフレに負けない不動産投資」を検討してみるのも一案です。


