お部屋探しやマイホーム購入のときに、「南向きが一番いい！」なんて話、よく聞きますよね。
たしかに南向きは人気のある方角ですが、実はどんな人にもピッタリ！とは限らないんです。
東・西・南・北、それぞれに特徴があって、暮らしやすさも人によって感じ方が変わります。
今回はそんな「南向き神話」のホントのところと、方角ごとのメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します！
目次
南向き：人気ナンバーワンの王道方角
✅メリット
- 一日中、太陽の光がたっぷり入る
- 部屋の中が明るくて、洗濯物もよく乾く
- 冬でもポカポカして暖かくなりやすい
❌デメリット
- 夏は日差しが強くて、ちょっと暑く感じることも
- 人気の方角なので、家賃や物件価格が高めになりがち
- 西日が入ると、夕方にまぶしく感じることもある
☝【ポイント】
南向きは多くの人にとって住みやすい人気の方角ですが、夏の暑さが気になることも。そんなときは、遮熱カーテンを使ったり、断熱の工夫をすると快適に過ごせますよ。
東向き：朝型さんにおすすめ！
✅メリット
- 朝の光がたっぷり入って、気持ちよく目覚められる
- 昼間は気温が上がりすぎず、心地よく過ごせる
- 夏でも比較的涼しくて快適に感じることが多い
❌デメリット
- 午後からは太陽の光が入りにくく、部屋が少し暗く感じることも
- 冬は朝しか日が当たらないので、冷えやすい傾向がある
☝【ポイント】
朝早くから動きたい人にはぴったりの方角。午前中に明るい光が入るので、朝のうちに家事や仕事をしたい人に向いています。
西向き：夕日好きにはたまらない！
✅メリット
- 夕方まで明るさが残るので、帰宅後も気分が明るくなる
- 午後から部屋があたたかくなって、冬は特に助かる
- 南向きなどに比べると、家賃がちょっとお得なことも多い
❌デメリット
- 夏の夕方は西日が強くて、部屋の中がかなり暑く感じることも
- 朝は光が入りにくく、つい寝過ごしちゃうかも？
- 家具や床が日焼けしやすいので、カーテンなどで工夫が必要です
☝【ポイント】
夕方から夜にかけて家でゆっくりしたい人や、昼間はあまり家にいない人には、ちょうどいい向きです。
北向き：実は侮れない落ち着き方角
✅メリット
- 直射日光が入らないから、夏は涼しくて過ごしやすい
- 紫外線の影響が少なくて、家具が長持ちしやすい
- 家賃や物件の価格が比較的お手頃なことが多い
❌デメリット
- 日中でも部屋が少し暗く感じやすく、冬は特に冷えやすい
- 湿気がたまりやすくて、カビができやすいので注意が必要
- 洗濯物が乾きにくいことが多い
☝【ポイント】
日差しが強いのが苦手な人や、家にいる時間が夜に多い人には、実はぴったりかもしれません。湿気対策はしっかりしておきましょう。
結論：大事なのは「方角＋ライフスタイル」
南向きは人気があって、資産価値も高く見られやすいですが、方角の良し悪しは人それぞれの暮らし方や好みで変わります。朝から元気に動きたいなら東向き、家にいるのが夕方以降が多いなら西向き、涼しく過ごしたいなら北向きもアリです。お部屋を選ぶときは、「南向きが一番！」と決めつけずに、自分の生活リズムに合った向きを選んでみてくださいね。
